DRAWN

2004-2005, Mixed media installation / Performance

ニューヨーク市の初印象は、通りに古くなった家具がよく捨てられていることだった。前世紀に日本でそうしていたように、捨てられた粗大ゴミを家に持って帰って再利用することが多い。そうした暗黙の都市の習慣に注目し、友人達と何十もの家具を集めた。それらを絹糸で地下室の壁や天井に繋いで、コンタクト・マイクと結んで、空間を家具の琴にした。ダンサーの即興と、実験音楽家の即興が同時進行で繰り広げられ、最終的には部屋の中心にあった家具の山が、奥の吹き抜けまで移動して上階まで積み上げられる。
この作品は、ロウアー・ライツ・コレクティブによる舞踊家、彫刻家、音楽家の共同製作として発表した。コレクティブは、他2人の振付師と共に創始して、メンバーを増やしながら2004年から3年間活動したグループで、ソロ作品を同じ空間で同時に行うという実験を繰り返した。

[Photo: TJ Hellmuth]
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