生き埋め

2010, Mixed media installation / Performance

展示室に模様や色の違う様々な絨毯が敷き詰められています。観客が展示室に入ってくるとどこからともなく音が聞こえてきます。次第に観客は、自分が踏んでいる足元に敷かれている絨毯の種類によって音の種類が変化することに気づき、まるで踊るようにいろいろな絨毯に乗って、様々に鳴る音で遊び始めます。実は僕が展示室の隣の部屋で監視カメラで観客の足元を確認しながら、リアルタイムに楽器を奏でています。展示室の隅にかかっているテレビモニターによって観客はその事実に気づくことになります。足元を視覚で確認しながら体で反応して音を出しているので、観客が速く動くと時々ずれることもありますが、そのシステムを知ったあとの観客は奇妙な居心地を味わいながら、僕とのコラボレーションを楽しみます。

Installation view 個展「こねる」, 2010, 神奈川県民ホールギャラリー