干し肉

2009, Mixed media installation / Video

観客を映したテレビモニターをビデオカメラを通して別のテレビモニターに映し、それをまたビデオカメラを通過させて次のテレビモニターに映すという行為が、15個程度繰り返されているインスタレーションです。 テレビモニター、ビデオカメラともに映す、撮影する、という最も基本的な機能だけを使っていて、ビデオカメラは記録していません。全ての機材を通過した映像は最終的に壁に大きく映し出されています。 テレビモニターの前にはそれぞれ別種のオブジェがぶら下がっており、扇風機の風で動いています。それらのオブジェと観客の姿は、モニターとカメラを通過するごとにどんどん粗く混ざり合い、平面化していきます。 最終的に大きく投影された映像は、ビデオカメラを何台も通過することで現実の時間とは少し時差が生まれています。

Installation view 「こども+おとな+夏の美術館 まいにち, アート!! 」, 2009, 群馬県立近代美術館