糸ミミズのためのスケートリンク

2012, Performance

六本木のアーケードで行われたパフォーマンスです。一見、マスクを被った人物がウロウロと徘徊しているだけに見えますが、その姿は頭上高くに設置されたビデオカメラを通してテレビモニターに映されており、さらにテレビモニターには迷路のような道が張り付けられています。テレビモニターの前に立つ人は、マスクの人物がモニターの中の迷路を進み、無事にゴールに到達するようにテレビモニターを見ながら声を出して指示します。マスクの人物は自分が迷路のどのあたりにいるのか把握できないため、指示を出す人の声だけを頼りに進みます。パフォーマーはとにかくゴールに向けて見えない迷路を進むことを目的としていますが、そのような現実世界とは別のルールをビデオカメラとテレビモニターを使って設定しています。

Performance view 「六本木アートナイト」, 2012, 東京