Installation View

Press Release

この度、Take Ninagawaでは、グループ展「BLUMEN」を開催します。本展はアンドロ・ウェクアが日本でキュレーションを手がける初の展覧会です。

1977年生まれ、ジョージア出身のウェクアは、祖国における民族紛争を逃れるため、スイスへ移住し、その後はベルリンを 拠点に活動しま す。内戦下で過ごした土地の記憶、人物、動植物を織り交ぜた彼の作品は、個人と、個人を取り巻く国家史 や政治状況などの、より大きな諸 力との交差を表します。こうした主題をペインティング、コラージュ、映像といった幅広い 表現において展開してきたウェクアは同時に、それ らが構成する空間そのものとも向き合ってきました。 本展では、ウェクアがコロナ禍から制作を続けてきた「花」をテーマに、彼による新作をはじめ、アーティスト13名の作品を 一挙に集めます。

出展アーティスト
荒木経惟|ケトゥタ・アレクシ=メスキシュヴィリ|アンドロ・ウェクア|梅津庸一|大竹伸朗|キャロル・ギボンズ|倉俣史朗|児島善三郎|エレネ・シャンラゼ|勅使河原蒼風|パティ・ヒル|マリサ・メルツ|吉増剛造

アンドロ・ウェクア
主な個展にサンカントネール博物館、ブリュッセル (2023); 上海油罐芸術中心 (2022); クンストハレ・チューリッヒ (2018); ガレージ現代 美術館、モスクワ (2018); クンストヴェレイン、ケルン (2016); ベナキ博物館、アテネ (2014); ウィーン美術館 (2011) 、フリデリツィアヌム美 術館、カッセル (2011)など。
主なグループ展にCCA Berlin、ベルリン (2024); 世界文化の家 (Haus der Kulturen der Welt)、ベルリン(2024); Haus Mödrath、ケルペン、ドイツ (2023); 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、香川 (2023); Fondation Beyeler, バーゼル (2023); 国立 国際美術館、大阪 (2023); デステ現代美術財団Project Space, Slaughterhouse、ヒドラ、ギリシャ (2023); 台北市立美術館 (2023); ローマ現代アート美術館 (2021); 上海油罐芸術中心 (2021); クンストハレ・テュービンゲン、ドイツ (2020); 芸術の家 (Haus der Kunst)、ミュンヘン (2019); アルベルティーナ美術館, ウィーン (2018); アルル・ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ財団、アルル (2018); クリーブランド現代美術館 (2016); ハイ・ライン、ニューヨーク (2015); パレ・ド・トーキョー, パリ (2014); ジュネ ーブ近現代美術 館 (2012); ニュー・ミュージアム、ニューヨーク (2011); 第54回ヴェネツィア・ビエンナーレ (2011); 第8回光州 ビエンナーレ(2010); 第4回 ベルリン・ビエンナーレ (2006)など。 主なパブリック・コレクションに、アストラップ・ファーンリー美術館、ウォーカー・アート・センター、カーネギー美術館、グッゲン ハイム美術 館、クンストハレ・チューリッヒ、Sammlung Goetz、サンフランシスコ近代美術館、チューリッヒ美術館、デステ現代 美術財団、ニューヨーク近代美術館、ハマー美術館、ボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館、ポンピドゥー・センターなど。